打診検査の方法は?
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2023/01/01
コラム
「打診検査ってどうやって行なうの?」と疑問に思っているかたも多いようです。
そこで今回は、打診検査の方法や道具について解説していきます。
▼なぜ打診検査を行なうの?
打診検査は次のような理由により行ないます。
・タイルなどの剥落を防ぐため
・歩行者などの危険を防ぐため
・外壁の損傷の状態を確認するため
・必要な補修工事の内容や費用を把握するため
平成20年の建築基準法の改正では、ビルや病院など不特定多数の人が使う建物は、10年毎の外壁の打診検査が義務化されています。
また打診検査以外に赤外線調査を行なうケースもあります。
しかし赤外線調査は周辺環境が整っていないと行なえないこともあるので、打診検査が選ばれることが多いです。
▼打診検査に必要な道具は?
打診検査で使うのはテストハンマーや打診棒といった道具です。
ただしこれらの道具を使いこなすには多くの経験が必要です。
さまざまな現場でさまざまな音を聞き分けたきた人でなければ、なかなか正確な判断はできません。
▼打診検査の方法
打診検査は以下の方法で行なうのが一般的です。
・打診棒の先に付いた玉を転がしてタイルの浮きなどを確認する
・壁を叩いたりした際の感触や、音の違いを聞き分ける
・目視も行なって外壁の状態を把握する
▼まとめ
打診検査は建物や歩行者の安全を守るために必要です。
打診棒を使って、タイルの浮きなどを確認しますよ。
大阪にある「合同会社えにしす」では、建物検査を行なっております。
高品質なサービスがお客様に喜ばれておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。