建物の建築するにあたり、
躯体の出来形検査は大切な検査の1つです。
建設中に、図面通りの仕上がりなのかチェックする必要があります。
ここでは、
躯体出来形検査の内容についてお話しします。
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躯体出来形検査とは
柱や梁、壁などの
躯体の出来上がりの寸法や仕上がりの状態を検査することです。
間取りやサッシなどの開口部の位置、キッチンなどの大きな設備などを設計図面通りなのかをチェックします。
発注者となる監督職員の立ち合いのもと、寸法差を図面化して検査書類に貼り付けて提出する必要があります。
▼主な検査の内容
■土台
基礎とのずれとレベルや土台継ぎ手とナットのかかり方、接合状態などをチェックします。
工場で加工された材料の欠損や金具が正しい位置にない場合などがしっかりと確認する必要があります。
■床組
位置や高さ、防腐の措置などをチェックします。
図面通りに施工しているのか、金物の設置の状態は正しいのかなどを確認します。
■柱
通し柱の位置と垂直度や土台との接合状態、防腐措置などをチェックします。
横架や筋交いは地面通りなのかを確認しながら、金具の設置状態を検査するのです。
■横架材
梁や桁、胴差のことを指します。
構造耐力上の支障のある欠込みや接合状態などをチェックします。
▼まとめ
躯体出来形検査とは、柱や梁、壁などの状態が図面通りなのかを検査することです。
建物を建築するにあたり、細かな検査を行うことで安全に建物を建てることができます。
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