基礎工法の種類と特徴
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2022/09/01
コラム
建物の建築の欠かせないのが基礎工事をする工程です。
基礎工事には、地盤に合わせたさまざまな工法があります。
ここでは、基礎工法の種類と特徴についてご紹介します。
▼基礎工法の種類と特徴
■直接基礎
杭などを使用せずに地盤に直接基礎をつくる工法です。
地盤が安定している土地に採用されることが多い工事となります。
地盤の状況に合わせて、さまざまな方法があります。
・ベタ基礎
・布基礎
・独立基礎
・フーチング基礎
など
■杭基礎
柔らかく弱い地盤には、杭を直接地面に打ち込むことで地盤を固める工法があります。
・既成杭工法…あらかじめ工場でつくった杭を使用
・場所打ち工法…現場でほった穴に鉄筋を挿入して杭をつくる
■特殊基礎
高層ビルや地盤が非常に弱い場合など、杭基礎や直接基礎に当てはまらない時に採用します。
銅管矢板井筒基礎や多柱基礎などがあります。
▼基礎工法における注意点
■地盤調査が大切
建物に建築において「地盤調査」は大切な工程です。
主に、敷地の地形や周辺と敷地の状況、土質の分類などを行います。
また、不同沈下の予測や地下水位の確定、地中障害物の有無などを徹底的に調べることが必要です。
■設計図書を確認する
工事においては、設計図書を確認しながら配筋の形状や配置、鉄筋の径などを細かく確認していきます。
▼まとめ
建物を建築する際の基礎工法には、「直接基礎」「杭基礎」「特殊基礎」などが挙げられます。
安定した建物を建てるためには、地盤調査を行い地盤に合わせた基礎工法を採用することが大切です。
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