コンクリートの壁に、ひび割れを見つけたことはないでしょうか。
ひび割れはクラックとも呼ばれ、状態によっては検査の上で適切な補修が必要となる場合があります。
そこで今回は、クラックの発生状況を調べる「クラック検査」について解説します。
▼コンクリートのクラック検査
クラック検査は、クラックの早期の発見と対策に効果的な調査・点検のことです。
ビルなど、コンクリート製の建物に生じるクラックは、主に以下が原因です。
・材料であるコンクリートの乾燥による収縮
・壁の内部の鉄骨のサビによる膨張
・地震や地盤沈下による衝撃
ひび割れの深さや大きさのレベルによっては、建物の耐久性を損ねたり、壁からの雨水の侵入を引き起こす可能性があります。
続いて、クラック検査の内容を見ていきましょう。
■クラックの幅を測定する
専用の定規であるクラックスケールを使用して、クラックの幅を測定します。
幅を測ることで、発生しているクラックのレベルが分かり、補修の必要の有無や時期について判断することが可能です。
■日付と大きさを記入する
クラックの横に測定日と、幅の長さを記入していきます。
日付と幅を記入しておくことで、次回の点検の際にクラックが拡大していないかを確認できるのです。
▼まとめ
今回は、コンクリートのクラック検査について解説しました。
幅を測定する・日付と大きさを記入するという検査内容があります。
当社では創業以来、数多くのクラック検査を行ってきました。
所有している
マンションなどのクラックの発生状況が気になる場合は、ぜひご相談ください。