建築工事において、建物の種類によっては「中間検査」を行う必要があります。
中間検査とは、建築基準法によって定められた建築の途中で実施する検査です。
今回は、中間検査の対象となる建物と工程について解説します。
▼中間検査の対象となる建物と工程について
中間検査の目的は、建築中の建物が耐久性を確保するために必要な工程をきちんと施工しているかチェックすることです。
国や自治体の定める項目をクリアしなければ、次の工程に進むことができません。
以下に、中間検査の対象となる建物と工程について見ていきましょう。
■対象の建物
「3階以上の階数のある、
マンションやアパートなどの共同住宅」が、中間検査の対象となる建物です。
上記以外に、県や市ごとに中間検査が必要な建物が別に指定されている場合があります。
建築工事の前には、各自治体に問い合わせて確認しておきましょう。
■対象の工程
中間検査では、対象の建物に対して「2階の床と、床を支える梁の部分に鉄筋を配置する」という工程が正確に行われたかをチェックします。
対象工程の施工がしっかり行われたことが確認されると「中間検査合格証」が交付され、工事を進めることが可能になるのです。
また工程に関しても自治体ごとで、独自の確認項目を設けている場合が多いので、事前に確認しておきましょう。
▼まとめ
中間検査の対象となる、建物と工程について解説しました。
原則として、
・建物は「3階以上の共同住宅」
・工程は「2階の床と梁に鉄筋を設置する」
という、検査対象があります。
当社では、住宅・
マンションなど建物の種類を問わず検査や点検を行っております。
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