断熱材の種類について
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2022/05/17
コラム
断熱材は原料の違いよって豊富な種類があり、それぞれ特性や長所があります。
今回は、断熱材の種類ごとの特徴について解説します。
▼断熱材の種類と特徴
断熱材とは、一般的に建物内部の床下や壁の中に設置する建築資材のこと。
屋外の気温変化を断熱材が遮ることで、季節を問わず快適な室内気温を維持することが可能です。
素材ごとに区別される、断熱材の特徴やメリットについて見ていきましょう。
■グラスウール
細い繊維状にしたガラスを、主原料にした断熱材です。
材料が繊維状にからまることで、大量の細かい空気の層が内部に形成されます。
グラスウールの特徴は、細かい空気の層が生む高い断熱効果です。
最も一般的な断熱材で多くの建物に使用されているため、比較的価格を抑えた施工ができます。
■セルロースファイバー
セルロースファイバーは、新聞などの古紙をリサイクルした材料で作られています。
環境への配慮の観点からも、近年注目されている断熱材です。
原料が紙であることから湿気を吸収する力が高く、カビの発生を予防できるメリットがあります。
■ロックウール
玄武岩などの岩石に高温を加えて、綿状に加工した材料を使用した断熱材です。
ロックウールの特徴は、火に強く火災の際に延焼の防止が期待できること。
水に強いという特性もあるので、壁内部の結露を防ぐ効果もあります。
▼まとめ
断熱材の種類について解説しました。
グラスウール・セルロースファイバー・ロックウールという種類ごとに異なる特徴があります。
当社は、検査の一環として建物の断熱材のチェックも行っております。
所有する建物内の断熱性が気になるという場合は、ぜひお気軽にご相談ください。