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ウレタン製の断熱材について

query_builder 2022/05/01
コラム
9
管理しているアパート・ビルなどで「安全性は大丈夫だろうか」と心配される方も多いようです。
建物をしっかり管理するためにも、覚えおくべきことは沢山ありますよね。
建材・断熱材などの知識を学んでおくと、メンテナンスの依頼も安心です。
今回はよく使われる断熱材のひとつ、ウレタン製断熱材についてご説明させていただきます。

ウレタン製の断熱材
ウレタンとは
発砲させて凝固すると気泡を形成した状態で固まるのが特徴で、高い断熱性を持ちます。
食器を洗うスポンジの材料と想像いただけば、分かりやすいと思います。
柔らかい素材のため、様々な用途で使用されています。

ウレタン製断熱材の種類
・一液型発泡ウレタン
水と薬剤で化学反応を起こし、炭酸ガスを発生させて発砲させるウレタンです。
小型のスプレー缶タイプに多く小型で熱の発生しないため、扱いやすい特徴があります。
また小さな隙間の断熱に効果的で、施工中の技術差が少ないです。

・二液型発泡ウレタン
異なる2種類のウレタンを混ぜ、化学反応を起こして発砲させるウレタンです。
機械での吹付を行いますので、取り扱う場合は専門の資格が必要とされます。
一液型発泡ウレタンより断熱性が高く、規模の大きな現場で使用される機会が多いです。

■施工の注意点
ウレタンは様々な素材に接着してしまうので、吹き付けない部分にはしっかり養生を行います。
吹付け中は厚みが一定になるように作業を行うので、経験や技術が必要です。
ウレタンが固まった後は、既定の厚みで吹き付けられているか確認を行います。
この厚みが基準値以上でないと充分な断熱能力を発揮できませんので、しっかり確認を行いましょう。

▼まとめ
ウレタンはスポンジなどで使われる材料で「一液型発泡ウレタン」「二液型発泡ウレタン」などの種類に分かれます。
施工には養生・均一な厚みの施工に注意が必要で、ビルなどの大きな建物の吹付けでは資格や技術が必要です。
弊社は、建物の状態を確認・補修するための様々な技術を身に付けております。
ビルやアパートの管理でお困りごとがありましたら、一度ご相談ください。

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