インスペクションとは?その目的について解説
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2022/04/17
コラム
住宅の売買の際に「インスペクション」という言葉がよく聞かれます。
一般の方には耳慣れない言葉なので、初めて聞かれた方は戸惑うかもしれません。
そこで今回の記事では、インスペクションについて分かりやすく解説致します。
▼インスペクションとは
インスペクションとは「建物状況検査」「住宅診断」のことです。
建築士の資格を所持している検査員が、第三者的な立場で住宅の状況を調査しアドバイスを行います。
■インスペクションの目的
インスペクションの目的は、修繕やメンテナンスが必要な箇所の把握です。
また中古住宅をインスペクションして、売買に活かそうとする目的もあります。
その目的に対応するため、日本では国土交通省が2013年6月に「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を策定しました。
ガイドラインでは、インスペクションの主な対象部位について以下のように定めております。
■インスペクションの主な対象部位
【構造耐力上の安全性に問題のある可能性が高い部位】
・小屋組
・柱や梁
・床や床組
・壁
・基礎
【雨漏り・水漏れのリスクがある部位】
・屋根
・外壁や内壁
・屋外に面したサッシ等
・小屋組
・天井
【設備配管に劣化等が生じている部位】
・給水管
・給湯管
・排水管
・換気ダクト
▼まとめ
インスペクションとは、建物状況検査・住宅診断を行うことです。
劣化の状況や欠陥の有無を調べることが目的で、中古住宅の売買に活かせます。
また国がガイドラインを策定しているので、より一層取引の安心感があるでしょう。
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